フキ収穫と下処理
今年も我が家の裏庭にはたくさんのフキが。
春先にはフキノトウとして可愛いらしい芽を出していましたが、今となっては地面を覆い尽くす勢いです。
そんなフキですが、主に食べるのは茎部分。ほとんどが水分と食物繊維です。
シャキシャキと食感がよく、よく噛むのでダイエットにもいいかもしれません。
今回はフキの収穫から下処理のやり方をご紹介します。
○フキの収穫方法
まず、採っていい場所かどうか確認することと、道端で犬の散歩道になっているようなところは避けます。
方法としては、ハサミで茎の根本を切り、葉も落とします。そして同時に、この後茹でる鍋の大きさに合わせて長さを調整してしまいます。
こうして持ち帰ると後がとても楽です。
落とした葉は、一緒に持ち帰り佃煮などにしても楽しめます。
○フキの下処理
フキを採ってきたら、できる限り早くアク抜きします。買ってきたフキも置いておくとどんどん黒く変色していきますので、その日のうちに処理します。
まず、まな板の上でフキに塩を振り、板ずりします。ここでしっかり板ずりしておくことで後で皮をむきやすくします。
鍋に水を沸騰させ、塩がついたままフキを入れ、5分ほど茹でます。量が多い場合は何度かに分けて、また太いものは少し茹で時間を長めにして様子を見てください。
しなるくらいまで火が通ったら取り出し、冷水にさらします。
熱がとれたら、いよいよ皮むきと筋取りです。
茎の端から少しだけ皮を剥きます。
一周同じように剥けたら、皮をまとめて一緒に持ち、下までスーッと剥いていきます。
筋も一緒にとれていくのが分かると思います。
反対側からも同じように剥き、筋が残っていないか確認します。
全部できたら、水に浸して冷蔵庫で保存します。
水を毎日入れ替えておけば一週間ほど保ちます。
一度にたくさん下処理しておいて、少しずつ活用するのがおすすめです。
処理は少し手間ですが、やるだけの価値があります。フキの筋取りも慣れてくると、スーッと剥けるのが気持ちよくやみつきになります。
なんと言ってもタダで美味しいおかずに変身!やめられません。
ふきライフ楽しみましょう。